2012年11月26日月曜日

ポーランド映画祭で「尼僧ヨアンナ」を見た

何を血迷ったか、ポーランド映画というマイナー感に惹かれて、ポーランド映画を見てみる
ことにした。
http://www.polandfilmfes2012.com/

場所は渋谷の東側で青山学院近くにあるイメージフォーラムというミニシアター。
ここでやっている企画の「ポーランド映画祭」の最初に上映された作品がこの「尼僧ヨアンナ」。

ポーランド映画なんて1mmもわからないので、どうせガラガラだろうと高をくくっていたら、
開始時間の11時にかなりの行列ができていて焦った。。こんなに人気があったのか、
ポーランド映画。

8000円で映画祭の期間のポーランド映画が全て見られるフリーパスが売っていると
サイトに書いてあったので、フリーパスを買おうとしたらスタッフから「前日までです。」
との回答。個人的にこの対応はないと思う。ウェブサイトにもポスターにも前日までしか
買えないとは書いていないし、運営側の過失だと思うが、行列も詰まっていたし、
開始時間も迫っていたので、とりあえず1本見てみて面白かったら交渉しようと思い、
1500円の当日券を買う。

劇場に入ったらここも満員御礼だった。108席のシアターは完全に満員で、立ち見が
いる状況だった。ついには席の横の階段部分に座布団を敷いて、急遽席を作ったくらい。
どんだけ人気なんだよ・・

開始予定の11時を10分くらい過ぎたところで上映が始まる。白黒映画。
古典映画ということかな?

結論として全く面白くなかったのでネタバレ全開で内容を書くと、
ある神父が悪魔に取り憑かれた尼僧だらけの修道院を浄化しようとそこに向かう。
その修道院のトップがヨアンナという修道女。他の修道女と違い、6体くらいの悪魔に
取り憑かれているらしく、厄介な存在だ。で、この神父一人ではどうにもならない感じ
なので、複数人の神父で浄化を行い、他の修道女からは悪魔が離れるが、ヨアンナ
からは1体取り除くのがやっと。そしてヨアンナは修道院の屋根裏に隔離される。
神父はヨアンナを助けようといろいろ話すうちに、愛情が芽生えたのかなんだか
知らないけど、自分に悪魔を取り憑かせるしかないと考えてヨアンナにキスをして
悪魔を自分に取り憑かせ、彼女に悪魔を戻すまいとして取った行動が近くの飲み屋
(修道院の近くにはこの店しかない、修道女や神父もときどきここに来ていた)の
人間二人を斧で殺して、自分が悪魔になることで、彼女への憑依から守った
という内容。初見の人間からみた解釈ですが。

うーん、何が面白いのか全くわからなかった・・とりあえずポーランドはキリスト教が
根強いのかも知れないなと思ったくらい。フリーパスの対応で既に萎えていたので、
そのまま一本で帰ることに。ポーランド映画に詳しい人からすれば面白い部分も
あるのだろうか。あんなに人がいたわけだし。

youtubeにトレーラー動画があったので掲載。こんな感じの映画です。