2013年10月14日月曜日

四季劇場[春]のバルコニー席で劇団四季ライオンキングを観た感想

劇団四季のミュージカルを何か観てみたいなと思い探してみたら、リトルマーメイドは全く席に
空きがなく、ライオンキングはS,A席は一人席しか空いていなかったので仕方なくバルコニー席を
取ったらこれが予想外によかったのでそのときのことを書こうかと。

ライオンキングの席に関して書いておくと、S1は1階前方、S席は1階後方と2階前方、
A席は1階最後方と2階真ん中、B席は2階後方、C席は2階最後方、バルコニー席は3階の席に
なっています。S1,S席が9800円、A席が8000円、B席が6000円、C席が3000円。
バルコニー席は5000円の席なんだけど、学生は2500円で座れるという特殊設定になっています。

本当はSかAで観たかったなと思いつつ、2階後方席のBやCよりは3階でも前方のバルコニー席の
ほうがよいだろうと思ってこの席にしてみました。行ってみたら・・絶壁で怖かった・・。
こんな見え方になります。
他の席では前のめりになって観るのはだめなんだけど、このバルコニー席だけは、舞台を
はるか上から見下ろす形になるので、手前に見えるクッションに腕をついた形で観劇することに
なります。なんだけど、そんなに舞台から離れている感じもしないでしょ?そうなんです。

野球とか、コンサート会場とかだと人が豆粒みたいに見える席が大半だけど、この劇場、
高さはあるけど奥行きがないので、3階席から観ても、人の動きや表情がかなりはっきり
見えます。なので、この席かなりおすすめです。

まぁバルコニー席の特徴としては、高すぎて私みたいな高所恐怖症の人は、劇が始まるまでは
怖い思いをするかもしれないというのと、あとは舞台装置の仕掛けがよく見えてしまうというのは
人によって好みが分かれるかもしれません。私は実はその点が好みでした。

というのは、宝塚劇場で観劇をした際に、滑るように華麗に移り変わる舞台装置に目を奪われ、
どうやってあの舞台装置が動いているのか興味を持っていたからです。その辺興味のある人は
この席、かなり満足できると思います。


さて、ライオンキング、前半1時間半、休憩20分、後半1時間10分の構成だったと思いますが、
意外だったのは、前半の主役が子供でした。ライオンキングっていうくらいだから、てっきり
ライオンの王様であるムファサが主役なのだと思ったら、子供が演じているシンバが主役でした。
そうか、劇団四季には子役がいるのか、というか、子役がメインじゃないか。

後半はその子が青年になって、若い男性が主役になる感じ。

全体を通してすごいと思ったのはラフィキの歌姫っぷりとキリン。このミュージカルはラフィキ
というシャーマン的な役の歌から始まるんだけど、ものすごく通る圧倒的な歌唱力で歌っていて、
一際存在感を放っていました。もう一つ、キリンはやたら高い竹馬的なものに乗って動いていて、
あれどうやっているんだとキリンが出るたび気になって仕方がありませんでした(笑)。


ということで、結論としてバルコニー席は結構おすすめです。
チケットぴあ「ライオンキング」