2013年1月2日水曜日

電動ヒゲソリ(シェーバー)を比較してみた


いろいろな電動ヒゲソリを不満を持ちながら使ってきたので、シェーバーの比較くらいは
できるんじゃないかなと思い、書いてみた。

私が今まで使ってきたものは、無名メーカー品、三洋、日立、panasonicの4つ。
ブラウンとフィリップスに関しては使ったことないから実際の使用感はわからないというのが
正直なところ。

▼電動ヒゲソリ(シェーバー)の分類
方式で言うと大きく3タイプに分かれる。回転式、往復式、ロータリーの3つ。

・回転式
ヒゲソリの真ん中を軸にして刃がぐるぐる回転するタイプで安価なタイプのヒゲソリに
多い。主要メーカーの中ではフィリップスが唯一回転式を採用しているが、独自進化が
すごすぎて、もはや一般的な回転式とは似ても似つかぬものになっている。
カカクコムの下記の記事によると肌にやさしいのが特徴とのこと。あと音が静かです。
http://kakaku.com/article/pr/09/series7_n/index.html

・ロータリー式
上の画像を見てもらうのが早いが、スクリューのように斜めに曲がった刃が縦回転を
して剃る方式のもの。これは日立だけが採用。実際に使っていた感想としては
3方式の中で一番深ゾリができるのではないかと思う。家電量販店で働いている他の
同僚も同意見だった。

・往復式
ほとんどのメーカー製ヒゲソリはこの方式。パナソニック、三洋、ブラウンなどなど。
刃を左右に振動させながら髭を剃っていくのがこのタイプ。


ということで、ヒゲソリの3方式を簡単に紹介したが、一体どれがいいのだよ、ということを
経験を交えて書きたいと思う。

▼ヒゲソリを選ぶ際の観点
上記3タイプすべて使用してきた(フィリップスはないけど)私の意見としては、
毎日剃るのであればどれを選んでも綺麗に剃れると思う。そこでは差が出ないのですよ。
強いて言えば日立のロータリーはツルツルになるレベルで剃れるくらい。

ただ、ヒゲソリの性能に差が出るのはそこではなく、何日か剃らずに長くなってしまった
髭の処理がうまくできるかどうかという部分に対してだと思う。

回転式はこの長い毛の処理が下手でかなり不満だった。ロータリーに関しても、普段の
深剃りはできるのだが、長い毛の処理が下手でそこが不満だった。

では往復式はどうなのかというと、これはヒゲソリによると思う。ブラウンは使ったことが
ないのでわからないが、三洋とパナソニックの比較で記載をする。

▼3枚刃以上のサブの刃の位置で変わる、長い髭の処理性能
よくヒゲソリで3枚刃だの4枚刃だの5枚刃だの刃の数が訴求されていたりするが、
毎日剃っている場合の髭の処理は2枚刃でも問題ない。ちょっと長くなった髭の処理を
する際にメインの2枚以外の刃が効いてくるわけだ。

で、実際に使ってみてわかったのだが、このサブの刃がどこについているのかというのが
長い毛の処理に大きく影響するのだ。三洋とパナソニックのサブの刃の位置を見てみよう。

・三洋
三洋は上記の通り、サブの刃がヒゲソリの端にある。

・パナソニック
一方パナソニックは上記の通り、メインの刃に挟まれる形でヒゲソリの真ん中にサブの刃が
ある。

一体どちらのほうが長い毛の処理をうまくできるのだろうか?私は三洋のサブ刃の位置の
ほうがしっくり来ると思ったので、最初は三洋を選んだのだが、今、両方使った上で言えるのは
パナソニックのサブ刃の位置が正しいと思う。

これはイメージして欲しいのだが、普通に剃っているときにどちらの位置のサブ刃が
使われるだろうか?普通、ヒゲソリは主に真ん中を使って剃る。なので、パナソニックの位置に
あるサブ刃は日常的に使われることになるのだが、三洋の位置の刃は使おうと意識しないと
使われないのだ。

長い毛というのは往々にして周囲の短い毛に混じってぽつんと突然あったりするので、
通常の髭の処理をする動作で長い毛も一緒に処理できる方がストレスがない。
ということで、サブ刃は真ん中についているタイプのものをおすすめします。


▼結論
・ヒゲソリの方式は回転式、往復式、ロータリー式の3種類
・回転式は音が静かで肌にやさしい、往復式、ロータリー式は深剃りができるのが特徴
・ヒゲソリの性能を分けるのは長い毛の処理がうまくできるかどうか
・3枚刃以上は長い毛の処理で効果を発揮。サブ刃はヒゲソリの真ん中についているのがベスト

ということで、個人的にはパナソニックのラムダッシュをおすすめします。
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