2014年12月21日日曜日

実は中華料理は四川、広東、上海、北京の4種類ではなく8種類あるらしい

先日中国の人と話していたら、中華料理は8種類あるとか言われて「!?」となった。

えっ、中華料理って、
激辛麻婆豆腐が有名な四川料理、
北京ダックなど宮廷料理で有名な北京料理、
上海蟹など海に面した魚介類を使った料理が有名な上海料理、
フカヒレスープなどさっぱりした料理が有名な広東料理
の4大中華料理だよね?と聞き返したら、福建料理とか、 北京と上海は違いそんなにないとか
言い出すものだから、ますます頭が混乱してしまった。

で、調べてみたら、良いページが見つかった。どうやら本当に中国では八大料理が一般的なようだ。
中国人研修生の首都圏商工建設協同組合「奥深き中華料理 -四大料理と八大料理-」
このページによると、中国の八大料理(八大菜系)とは、

山東料理・・・北京料理の原型で、塩辛い宮廷料理が主体
江蘇(こうそ)料理・・・上海料理の原型で、淡白な味付けの海鮮料理が特徴
浙江(せっこう)料理・・・海に面しているので海鮮料理が主体
四川料理・・・麻婆豆腐等、辛い料理が多い
湖南(こなん)料理・・・辛味に加えて酸味のある料理が特徴。酸辣湯(サンラータン)など
広東料理・・・フカヒレスープなどさっぱりした料理
福建料理・・・台湾料理もここに含まれ、カキを使った料理などが特徴
安徽(あんき)料理・・・山間部なのでキノコや山菜を使った料理が主

の8つとのこと。なるほど。これは目から鱗。面白いな。