もし、富士登山の際の持ち物として雨具を持っていくのであればゴアテックスがベストだと思う。
私と、一緒に登った知人とで経験したすべての雨具の組み合わせを書いておこう。
・傘
・100円均一で買ったビニール製雨具
・ポンチョ
・ゴアテックス
順に上の3つがなんでダメだったかを書く。
まずは傘。富士山は独立峰で、風を遮るものがないため、風がかなり強いです。たしか冬とか
風で飛ばされて死者が出るくらい強かったかと。夏でもかなり強いです。そして頑張って岩場を
登っていかなければならないところもあります。 そんな風が強く、岩場がある中で傘を使うのは
不可能です。第一危ない。なので傘を持って行くという選択肢はないです。
続いて100均の雨具。これ、私がとりあえず一度も試着せずに持って行って失敗したんだけど、
やたら蒸れます。ビニールをかぶっている状態をイメージすればよいと思う。運動で汗や湯気が
出ている中、こんなのを着ていると、脱いで雨に濡れたほうがましというくらい不快な蒸れ方を
します。一度雨の日にこれを着て運動をしてみればわかるかと。100均雨具もないです。
で、ポンチョ。これは一緒に登った知人が持っていったんだけど、さっぱり役に立たなかった。
なぜかというと、先に書いた通り、富士山は風が強いのに加え、標高が高いところでは雨は
下から降るのです。本当に下から降ります。ポンチョは上からかぶるタイプの雨具なので、
下から雨と風にさらされると完全に無力化されてしまうのです。ということでポンチョもない。
で、最後にゴアテックスなんだけど、これは素材の名前で、最大の特徴は水蒸気は通すけど、
水滴は通さないところ。100円雨具と比べれば一発でわかるのだが、運動したときに出る湯気を
外に逃すことができるので、着ているときの快適性が極めて高いのです。あと、基本上下2ピース
のものになるので、風で飛ばされるとかそういうこともないです。
ということで、私も試行錯誤のすえゴアテックスにたどり着いた感じなんだけど、値段は高いものの
雨の中運動をしても快適性が保てて、防寒具も兼ねることができるというのは大きいと思う。
たしか相場はノンメーカー品で2万円前後、メーカー品で3万~4万円前後という感じのはず。
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