「ノートPC CPU 比較」とかで調べてもなかなかいい検索結果が出てこなかったので、
自分用のメモも兼ねて情報を記載しておく。海外のサイトにいろいろなCPUのベンチマークを
とっているサイトがあるようだ。同一基準での比較なので、たとえばあのCore i5と超低電圧版の
Core i7はどっちが性能いいんだよ、みたいなことが一目でわかって便利。
http://www.cpubenchmark.net/laptop.html
これを使うと例えば、自作PCやBTOで有名なドスパラのノートPCのサイトとか見てた時に、
Core i7-4710MQやらCore i7-4712MQやらCore i5-4210Mやらってのが出てきたりするわけ
だけど、これらと比較して超低電圧版CPUのCore i7-4500Uはどの位置なんだみたいな
ことがわかる。世代が近いものでノートPCのCPU比較のデータをちょっと並べておこう。
CPU名 ベンチマーク値
Intel Core i7-4710MQ @ 2.50GHz 8,033
Intel Core i7-4712MQ @ 2.30GHz 7,190
Intel Core i5-4210M @ 2.60GHz 4,284
Intel Core i7-4500U @ 1.80GHz 3,848
Intel Core i3-4000M @ 2.40GHz 3,315
ちなみにMはモバイル用、Uは薄型軽量PCを意味するウルトラブック用、つまり超低電圧版、
Qはクアッドコア、つまり4つのコアがあるという意味。ということで、結論としては末尾にUの
付く超低電圧版のCore i7は、末尾にMの付く普通のノートPC用のCore i5よりも性能が低いが
Core i3よりは性能が高いということになる。
う~ん、なるほどね。ネットでいろいろ調べていて「高性能なノートPCがほとんど市場にない。。」
という記事で、超低電圧版のCPUは非力と書かれていたんだけど、そういうことだったのね。
ただ、この人が書いている
「これでは、i7 4600Uでも、i7 2640Mを超える処理速度はとうてい期待できないと思います。」
という部分に関しては、
Intel Core i7-4600U @ 2.10GHzが4,299
Intel Core i7-2640M @ 2.80GHzが3,971
とのことで、i7-4600Uのほうが性能がいいみたいね。ちなみにCore i7は今4つの世代があって、
Nehalem(第一世代)、Sandy Bridge(第二世代)、Ivy Bridge(第三世代)、Haswell(第四世代)で
Core i7-4600Uは第四世代、i7-2640Mは第二世代だ。
過去に使っていたCore2 Duoの低電圧版L7800に関してはデータがなかったけど、通常電圧版
のIntel Core2 Duo T7800 @ 2.60GHzは1,643とのことなので、どれ選んでもCore2 Duoよりは
今のCPUのほうが性能は高くなりそう。
ってなことがいろいろわかるのでCPUのベンチマークサイト、便利だ。