ファッションブランドに関する調べ物をしていたときに、マーク・ジェイコブスというブランドと、
マーク・バイ・マークジェイコブスというブランドの2つが出てきて、ちょっと調べただけだと違いが
よくわからなかったので、突っ込んで調べてみた内容をまとめる。
結論から書くと、マーク・バイ・マークジェイコブスというのはマーク・ジェイコブスのセカンドライン
という位置づけだ。この説明だとファッションブランドに疎い私だとよくわからなかったので、
別の例を出すと、ユナイテッド・アローズに対するユナイテッド・アローズのグリーンレーベルや、
ユニクロに対するGUみたいな位置づけのことをセカンドラインという。
つまり、ファッションブランドのファーストラインは概して値段が高いので、
若者向けの廉価版ブランドとしてセカンドラインを用意するということだ。
マーク・ジェイコブスとマーク・バイ・マークジェイコブスの違いの具体例を見てみよう。
ブランドが細かく分かれていて見やすいのはZOZOTOWNだと思うので、ZOZOTOWNの例で。
探してみたら、同じカテゴリーのアイテムで比較可能だったのが、女性物の財布だったので、
それで2つのブランドを比較してみよう。
まずはマーク・ジェイコブス(MARC JACOBS)。
ざっと見ても落ち着いたデザインの6万円以上の財布が多いことがわかるだろう。
ZOZOTOWN MARC JACOBSの財布
続いてマーク・バイ・マークジェイコブス(Marc by Marc Jacobs)。
今度は先ほどとは打って変わって、明らかに若めのカラフルなデザインで、値段も安い。
ZOZOTOWN Marc by Marc Jacobsの財布
私が確認した時点のマーク・ジェイコブスの女性用財布71点の価格平均と、
マーク・バイ・マークジェイコブスの女性用財布31点の価格平均をそれぞれ取った結果、
マーク・ジェイコブスが66,184円でマーク・バイ・マークジェイコブスが33,480円だった。
この具体例で、マーク・ジェイコブスとマーク・バイ・マークジェイコブスの違い、そして、
ファーストラインとセカンドラインの違いというものが明確にイメージできるように
なったのではなかろうか?私もここまで調べてやっと明確に違いがわかった。
ということで結論をまとめると、
マーク・ジェイコブスは年齢層も値段も高めの高級なファーストライン、
マーク・バイ・マークジェイコブスは年齢層を若めに、値段もちょっと安めに設定された
セカンドラインのブランド、ということになる。