2016年6月5日日曜日

【衝撃的!】旧暦には閏月があって1ヶ月は29日か30日しかないらしい

旧暦というものの存在は知っていたものの、きちんと調べたことはなかったから、
興味本位で調べてみたら、閏月(うるうづき)とかいうのが出てきて衝撃的だった。
うwwwるwwwうwwwづwwwきwwwwwみたいな。

とりあえず、旧暦のカレンダーを記載している便利なサイトがあるので、
まずはそこで閏月を実際に見てもらいましょう。ここね。
六曜・月齢・旧暦カレンダー 平成29年6月(水無月)

ここ見ると、旧暦 5/29の後に、旧暦 ※閏5/1ってのがあって、それが旧暦 ※閏5/29まで
続いているでしょ?すごくない?5月を2回やる年があるってことなんだよ!

これを今日知ったのが衝撃的すぎて、もはや5月が29日しかないところなんて、
すっかりどうでもよくなってしまったわけですよ。

ということで、旧暦についてちょっと調べてみることにしたわけです。

旧暦や閏月に関して、信頼性の高い情報が載っている公的サイトは、
海上保安庁のサイトだと思うので、まずはここを読むといいかと。
旧暦のあれこれ|天文・暦情報|海上保安庁海洋情報部

う~ん、なかなか面白い。思考の整理も兼ねて、私自身の言葉でまとめてみると、
・旧暦とは明治5年まで使用されていた太陰太陽暦、天保壬寅暦と呼ばれていたもの
・太陰暦は月の満ち欠けがベース(現在の太陽暦は太陽の周期がベース)
・月の満ち欠けの周期はおよそ29.5日
・なので、旧暦の1ヶ月は29日と30日がほぼ交互にやってくる
・つまり1年がおよそ354日(30日×12-6日で354日)になり、太陽周期の約365日とずれる
・なので、調整のため、3年に1度閏月が入る
といったところ。他にもいろいろ書かれているけれども、私が理解できたのはここまで。

なお、冒頭で紹介した旧暦カレンダーを3年分くらい見たら、いくつか面白い発見があった。
・1ヶ月は29日か30日で構成されているものの、29日と30日は完全に交互になっていない
・そもそも1月が何日あるのかが定まっていない。29日の年も30日の年もある。他の月も同様
・閏月も5月にあると固定されているわけではない。下記の例だと閏月が4月にある
六曜・月齢・旧暦カレンダー 平成32年5月(皐月)

なんだこれ?いよいよ訳が分からなくなってきた。さっきの海上保安庁のサイトに、
単純に閏月を3年に1回入れるだけだと、季節と月の関係がおかしくなって
(5月が夏なのか春なのかわからなくなる、みたいな)、農作業に支障が出るので
うんたらかんたらとか書いてあったけど、その辺いろいろ考えて閏月を挿入して
いるのかもね。

こうして見ていくと、月の満ち欠けをベースにした太陰暦の方が、
毎日日を数えやすくはあるんだけど、1年の周期がずれない今の太陽暦の方が
季節感がずれない分、合理性が高いんじゃないかな、というのが私の結論。

しかし、いやーすごいね。閏月って言葉を今日初めて聞いた時、てっきり13月が
始まる年があるのかと思っていたら、まさかの閏5月だよ!裏5月みたいじゃん!

まぁきっと歴史学者のような、日常的に旧暦に触れている人は、
なんとも思わないんだろうけど、旧暦の内容を初めて知った人の新鮮な驚きを
こうしてここに記録として残しておこうと思う。