2013年6月15日土曜日

金融業界(外銀、都市銀、先物)の就職に関して私が知っている口コミ

こんな記事を見かけてタイトルが興味深かったので、金融業界に関して私が知っていることを
いくつか。
新卒「金融業界って華があってかっこいいww」→1ヵ月後「もう辞めたい(´;ω;`)」 なぜなのか

はじめに言っておくと、私自身は金融業界で働いた経験はない。ただ、金融業界出身の知人は
結構多い。なので、私の直接の知人から聞いた範囲でという、あくまで私の観測範囲での話だ。

まず外資系銀行から。モルガンに新卒で入り勤めていた彼によると、仕事のスケジュールは、
朝の4時に出社して、夜の12時に帰るとかそんな生活だったらしい。4時出社に関して遅刻したら
首になるという。初任給は600万くらいで、残業代が全部付くので、新卒1年目で年収は1000万を
超えるとか。ただ、英語ペラペラの帰国子女、数学の全国模試一桁順位、営業能力抜群の極めて
優秀だった彼をして、新卒で入る所ではないと言っていた。新卒で入ったときの仕事がきつすぎる
というのもあるし、上に行くのは新卒ではなく他業界(どこ業界かは聞いていない)からの転職組が
多いので、上に上がれる率も高くないとのこと。

次に都市銀行について。都市銀出身の人は、上場企業の幹部含めて5人以上は知人がいるが、
彼らが口をそろえて言うのが「仕事がつまらない」という話だ。どうも、お金を稼ぐ仕組みが完全に
出来上がってしまっているので、やりがいがなく、歯車感がすごいみたい。給料ははじめはそんな
に高くないが3年目以降の伸び幅がよいと聞いたことがあるが、知人たちは揃って3年以内に
やめているのでその辺は不明。ただ、印象的なのは、仕事が出来る人含めて「口を揃えて」
仕事がつまらないといっている点。いろいろな業種出身の人間から話を聞いたりはするが、
ここまで共通した印象を語っている業界も珍しい。

最後に先物業界について。これは失敗して転職した人と成功して(出世街道に乗ってから)
転職した人を知っている。失敗した人の例から話すと、離職率がすごく高くて、なぜかというと
倫理的につらいからとのこと。相場って彼らが言うには誰も読むことが出来ないらしい。
業界人の彼らも含めて!

で、売り買いの手数料で稼ぐのが彼らのビジネスだから、相場がわからない状態にも関わらず、
何か値動きがあったときに机の下に潜って「今!小麦がものすごい勢いで上がっておりまして!」
みたいな感じで煽って顧客に売り買いをさせるのが彼らの仕事。失敗した彼は、そういうのが
倫理的に耐えられなくなって辞めた。

成功した人は二人いるけど、二人とも営業力がものすごく高い。先物業界で成功出来れば
営業力はピカ一のものになると思う。見ていて。なんでかというと、先物とか証券っていうのは
商品があるわけじゃないから、商品の魅力を伝えることができないわけ。どこでも同じ商品を
扱っているし。そうすると、自分から買ってもらう(取引をしてもらう)には、自分という人間を売る
しかないらしい。

他の営業が、もちろんだが「商品」を売ろうとするのに対し、彼の商品より「自分」を売ろうとする
トークには衝撃を受けた記憶がある。彼いわく、上司からの「倫理的に耐えられない」行為を
強要されるのを回避する方法は、それを避けながら結果を出すことらしい。つまり上司の言われる
ままの方法を実行していると、やっぱり倫理的に耐えられなくなってしまうので、そうじゃない
「自分を売る」方法で実績を積み重ねていく必要があるということ。


私が知っている金融業界の直接の業界経験者の知人から口コミは上記で全部だけど、いろいろ
見たいなら、自分の会社の口コミを記載すると他の会社の口コミが見られるという仕組みの
サービスがあるので、そういうところに登録してみるのもいいと思う。