東洋経済のかつやvs.松屋、「カツ丼戦争」勃発!を読んで、気になったので
何か書いてみようかな。
内容をまとめると、
・アークランドサービスが運営する「かつや」が和幸やさぼてんを店舗数で抜いて
業界1位になった
・トンカツはオペレーションが複雑なので多店舗化が難しい
・松屋がトンカツ業界に進出し始めた
という内容。
かつやのカツ丼は一時期ハマった時期があって、よく食べていたけど、たしかに
美味しいと思う。同じくカツ丼が安く食べられる富士そばと比較すると一目瞭然なのだが、
肉はジューシーで脂身もあって、味付けも絶妙。かなり美味しいカツ丼が514円で
食べられる。チェーン店としてはかなりおいしい部類に入ると思う。
東洋経済の記事では店舗数の比較を和幸やさぼてんとしていたが、うーん、なんか
このへんはちょっと違和感がある。
和幸やさぼてんは単価1000円以上のトンカツ定食がメインなわけで、業態的には
レストランに近い。一方かつやはカウンターメインのレイアウトや500円前後の
商品単価、商品はカツ丼を中心とした丼ものメインなど、業態は吉野家や松屋などの
丼もの業界に近い。
なので、まあ今まであまり拡大して来なかった「カツ丼」のフランチャイズが勢力を
伸ばしてきたという解釈が妥当なのかなと思う。
ちなみに和幸やさぼてんなどのトンカツ定食のほうは、正直通って食べたいと
思うほど美味しいと思ったことは一度もない。フランチャイズと個人店の味の差が
ありすぎる。待ち時間ごまを擦って時間が潰せますとか、キャベツ食べ放題ですとか
そんなことどーでもいーんだよ!味なんだよ味!そこが全く個人店にかなわないよな
と前々から思っていた。なので、かつやがトンカツ定食で勝負をせず、カツ丼で
勝負をしているのは正しいなと思う。
せっかくカツに関する記事を書いたので、ついでに私がおいしいと思うカツ屋をいくつか紹介。
・とんかつ 赤尾
京王線の終点の高尾山口のちょっと手前にある「めじろ台」が最寄りのかつ屋。
ここに来たら頼むべきはロースカツ定食(1470円)一択だろう。
カツの大きさとジューシーさに圧倒されるはずだ。これで1470円は安い。
圧倒的にコスパが高いと思う。ちなみに最初に来た時にご飯大盛りは頼まない
ほうがいい。文字通り山盛りに盛られてしまうからだ。
・とんかつ江戸家
京王線の新宿手前、笹塚駅が最寄りのかつ屋。個人的にここ以上に美味しいかつ
を今まで食べたことがない。私は1590円のロースかつ定食が圧倒的に好きだが、
カツカレーとかも人気だったりする。